Linuxの選定

昨年の事になるけど、暮れの大掃除で普段は開けない納戸を開いたら 昔の雑誌に付いていたCDが山ほど出てきた。

懐かしくなって、思わず見入ってしまいましたよ。 UNIX Userの付録CDとか、インターネットと言う雑誌のCDとか、 DOS/VマガジンのCDとか。だいたい1995年ぐらいからのもので あった。

FreeBSD 2.1.5とかスラックウェアLinuxだとか、懐かしい懐かしい。 Cマガジンでは、IEの4だかを誇り高く付録にしてたな。

暇にまかせて数えてみたら300枚以上あった。昔はソフトを手に 入れようと思ったら、こういう付録に頼るか、パソコン通信で 知り合った有志とフロッピーの交換をするぐらいしか、手は 無かったものなあ。

フロッピーも大量に出てきた。mintというMACで動くunixもどき。 大事そうに梱包して仕舞われていた。これもフロッピーの交換で 手に入れたものだな。

それやこれや、全部綺麗さっぱり処分しちゃったよ。過去との 決別ですかね。

そして今は

どんなLinuxを使おうかと、贅沢な悩みを抱えている。 まあ、Linuxなんてどれを使っても一緒って言ってしまえば、まさに その通りで、DeskTopを見ただけじゃ、vineだかDebianだかウブンツ だか区別が付かない。没個性の時代ですなあ。

でも時代の流れだから、Linuxも入れておくかな。 ネットから取ってくるとして、CD1枚で始められるものにする。

ここで脱落するのは、centos。4の時代には、サーバー用として 1枚CDが提供されてたんだけど、5の時代になってからは1枚CDは 発表されていない。勿論、DVD1枚もありだけど、ネットワークが 細いので勘弁勘弁。

あと、plamoもいつの間にかCD4枚セットになっちゃったんで、涙を のむ事にしました。好きだったんですがね。

すると、候補は、vineかなと思ったけど、友人が使っていたので スルーしました。ごめんなさいです。

次は、ウブンツだけど、これだけはいまだに英語で綴れないので ごめんなさい。年を取ると、新しい事覚えられないのよ。/etcの下が 斬新すぎてついていけないです。

Fedora12

日経Linuxを立ち読みしたら、Live CDからHDDにOSをコピーする時は、 Install HDDのアイコンをダブルクリック せにゃならんみたいね。自分ではダブルクリックした積もりだったんだけど 動作が鈍くて、ダブルクリックにならなかったのか?

思い切りダブルクリックしたら、起動してくれたよ。テヘェ。

で、今rubyを入れようとしてるんだけど、1.9って用意されてるの? わけの分からん、パッケージマネージャだ事。ああ、パッケージ マネージャに頼らなくても、ちょいと洒落た 事が出来るようになってたよ。rootになっておいて、実行したい コマンドを叩くんだ。(下記は、nkfの場合)

[root@fedora ~]# nkf -v
Command not found. Install package 'nkf' to provide command 'nkf'? [N/y]
 * Installing packages..
 * Getting information..
 * Resolving dependencies..
 * Waiting for authentication..
 * Resolving dependencies..
 * Downloading packages..
 * Testing changes..
 * Installing packages..
 * Scanning applications..
[root@fedora ~]#

それでも頑張ってあれこれ入れた。Haskellが結構充実してる。中の人が haskellerなんだろうか?

KDEは入れた積もりなんだけど、どうやってGnomeから切り替えるの? GUIになって、よう分からん。こりゃ、DISKの肥やしになっちゃうかなあ?

先生に聞いてみたら switchdesk kde らしい。戻すには kdeの 代わりにgnomeとか。 折角GUIなのに、中途半端ざんす。

Debian 5

昔使ってたよしみで。。。CD16枚セットだかの巨大なやつだけど、インストール には、とりあえず1枚目だけが有ればよい。

基本システムが入った後、必要なものをネットから自動的に取り寄せてくれる。 必要なものって、Desktopにしますか、ファイルサーバーにしますかって程度の 極大雑把なくくりだ。迷わずDesktopを選ぶと、Gnomeが入ってくる。

入った後で、VMWARE Toolsをインストールすると、xorg.confを自動生成して くれるので、再起動して、GnomeのDisplayを選んで、自分のPCの画面解像度に 近い値を設定すれば、良きに計らってくれる。

パッケージは結構保守的なので、最新のものが欲しい時は、自分で野良build しちゃった方が早い。

gauche,ruby1.9とghcは自分で入れた。まあ、開発環境のテストみたいなもんですなあ。 デフォでは、sshdが動いていないので、openssh-serverを入れてあげると、外界 から操れるようになって吉。

話題のclojure-1.1を動かすには、openjdk-6-jdkを入れてあげればOK。わざわざ Sunのサイトから取ってこなくても大丈夫。最新式のJavaは無いだろうって? どうせ下働きしかさせないんで、細かい事は気にしない。

FedoraにしろDebianにしろ、仮想PCを立ち上げてloginしてgnomeがだらだらと 上がってくるのは実に腹だたしい。面倒ないように終了はVMWAREのサスペンドを 使うと快適。再び起動すれば、元の状態を復元してくれて、時計も自動的に 合わせてくれて、ネットに再接続してくれる。VMWARE Tools偉いぞ。

VMWAREでコラボーション

Linuxは余り面白みがないので、このぐらいにしておこう。

今まで使っていたWindowsXP機が壊れてしまったので、やむにやまれず7機を調達した 訳であるが、本当ならUSB-3が普及してからにしたかったのだ。(それと、SSDの256Gぐらい がこなれた価格になった頃)

オーナー(の女房)が買えと言うので、機種選定した訳であるが、オーナーの言う事にゃ 通販の発注が出来てDVDが見られてコピーが出来ればいいとの事。 ブルーレイとかややこしい事は言い出さないように、未来の技術だから待て待てと 洗脳済み。

何を選んでもいいんだけど、CPUにDuoなんてもったいない。intelを儲けさせるのも 癪なのでDuo i7とかはやめた。 まあ、6年前のセルロンよりは 進化してるだろうから、セルロンでいいよね。余った金で、 +2Gのメモリーを増設したんだ。。 2G for Windows7、2G for VMWARE と言う訳。おっと、32Bit版だから1Gは無駄だけ どこの際無視。

それにしても、4Gのメモリー積んでも3Gしか有効に使えないって、ウィンテルのどちらの 陣営に責任あるんかいな? 電卓上がりのCPUをいまだに売りつけてるintel陣営か? マニュアル読む気しないので知らんけど、おいらの予想では、いまだにDOSを引きずって いるシアトル側のさぼりと思うぞ。64BitのOSを使えなんて言う、中途半端な解決方法 しか提示出来ない連中って、どうよ。

ここでウダウダ愚痴っててもしょうがないので、VMWAREで仮想OSを幾つ立ち上げられるかやってみた。

vmplayer.exe一つで約30M。これは、仮想PC毎に存在する。 vmware-vmx.exeは、仮想PCの本体になるのかな、メモリー消費量がアプリ毎にばらばらだったよ。 Debian,Fedora,FreeBSD(X有りと無しのPC)とOpenBSDを 同時に立ち上げても、メモリーはまだまだ余裕だった。(実メモリーの70%しか使っていない) 証拠に、タスクマネージャの表示結果を 貼り付けておこうと思ったけど、面倒なので省略。テキストでコピペ出来ればいいのに、糞7は 見るだけよ、なのね。

Windowsでの証拠提示は諦めて、unix同士で仲良くしましょ。そうそう、仮想PCを作る時に ネットワーク設定をNATにしちゃうと、つまんないです。ブリッジ接続にしておくと色々と 楽しめますので、お勧めです。

これで、面倒なHUBの接続もなくなって、5台ぐらいPCがぶら下がったネットワークが 作れる。

[root@cdr /usr/home/sakae]# nmap -PR xxx.xxx.xxx.0/24
[root@cdr /usr/home/sakae]# arp -an
? (xxx.xxx.xxx.53) at 00:0c:29:45:fe:20 on em0 [ethernet]
? (xxx.xxx.xxx.51) at 00:0c:29:f7:fb:ae on em0 [ethernet]
? (xxx.xxx.xxx.48) at 00:0c:29:48:08:36 on em0 [ethernet]
? (xxx.xxx.xxx.55) at 00:0c:29:61:53:78 on em0 permanent [ethernet]
? (xxx.xxx.xxx.38) at 00:0c:29:5e:63:17 on em0 [ethernet]
[root@cdr /usr/home/sakae]#

上記はFreeBSDで導通確認を nmap で行い、arp-tableを観測したものです。ちゃんと5台分の マシンが検出されています。nmapなんていうテスターが無い場合は、ping 224.0.0.1 でも 代用出来たと思ったぞ。

なお、この時は丁度、Plan9は修理中、NetBSDは調整中、ウブンツはごみ箱、OpenSolarisは 行方不明のため、残念ながらネットにブラ下げられませんでした。勿論上記結果から Windows7は仲間外れにしてます。

そうそう、このBusにゴーグル謹製のクロームって言うOSも参加させてあげたいなぁ。 普及推進本部を自ら買って出てくれてる、日経Linuxの資料見たいな。

最後に、NICベンダーID一覧 から 00:0c:29が登録されてるか調べてみたけど、登録無し。 仮想メーカーって事ですかい。仮想PCにはお似合いだなあ。

おまけで、いろいろ作った仮想PCは適当なタイミングで、外部DISKにでもコピペして おきましょう。そうすれば、いじり壊してしまっても、わずかな時間で元に戻せます。 これって、MACで言うタイムマシンって事だろうか。