OpenSolars
右手が寒い!!!!
だって、パソコンやってるとどうしてもマウス使っちゃうじゃないですか(@Windows) そうすると、冷たい机に右手が触れて、、、、そんな時に、「ご飯ですよー」なんて言われると最悪。 だって、手がちびってしまっていて、箸もまともに持てないんだもん。
そんな訳で、左手でも箸が持てるように練習を始めた。昨日は、難関のコーン入り、 コールスロー(キャベツサラダでいいのかな?)。コーンを左手の箸で摘むのは至難の技。
おいらは、生まれつき左効きだった。けど、学校へ上がる前に、箸と鉛筆は右手と言われて 矯正させられちゃったのだ。でも、隠れサウスポーで、ボールを投げるのは左手だったり、 細かい事も左手だったりするなぁ。携帯でメール打つ時は左手以外は考えられない。
今日の食事はキャベツの味噌炒めだったけど、こういう大きな獲物は何なく処理できたよ。 もうちょっと練習すれば、左手で何なく箸が扱えるようになるかな? こういう訓練は脳の 活性化にもいいらしい。
そういえば、昔右手を骨折して随分長い間ギブスをはめられていた人がいたけど、やむに やまれず、左手で何から何まで全てやっていたら、後天性左効きなっちゃったようだ。 goshも左効きでしたっけ? これからも仲良くしようね。左手同盟結成だ。
ん? 左手同盟ってありそうだな。そのものズバリは無かったけど クラブ レフティーなんてページが 出てきた。 あと左組も面白そう。
待ち時間に...
どうせ乗り掛けた船だと思って OpenSolarisを捜しに行ったよ。正攻法でSunのサイトへ 行ってみたら、企業人はこちら、一般庶民はこちらと場合分けされちゃった。恐る恐る 企業人の方を覗いてみたら、DVDをどうぞですって。一般庶民の方は、CD1枚のLive版 であった。 ここ が、庶民の総本山らしい。 ありがたく、ダウンロードを始めたんだけど、完了までにちと時間がかかる。しょうがない ので、しばしあたりを散策しましたよ。
そしたら、インストール手順 が広報されてた。
布教活動もとえ勉強会 も行われているようで、場所は用賀の27Fと言う見晴らし絶景な場所。さあさあ、秋葉原へ行って メイド服を眺めるか絶景がいいか迷っちゃうぞ。次回はいずれも、1/30つう事で見事に バッティングしてるんだよなぁ。
さらにうろうろしてたら、ロードアベレージとは何か なんて記事に遭遇。さりげなく、Solarisの売りの一つである Dtrace が紹介されたりして。 売りと言えば、ZFSも元祖ですなぁ。今じゃ両方共FreeBSDに取り込まれてるけど。
いよいよインストール Solaris
大分待たされたけどISOが揃ったので、OpenSolaris 09-06版をインストールしてみる。ちと版が 古いようだけど、次のオフィシャルリリースは、今年の3月らしい。
いつも通り、20GのHDDと512Mメモリーを割り当てて起動。Gurbの画面が出た所で、VMWAREからちょいと 横槍が入った。Solaris用のVMWARE Toolsを取ってくっからってさ。やるなVMWARE。
キーボードと言語を指定してあげたら、Gnomeが上がってきた。画面は、1280x1024っぽくて下の方が 切れている。 どうせ、この画面は一度しか拝まないので、気にしない事にする。
Install HDDのアイコンが有ったので、迷わずクリック。型通りの質問に答えていくとインストールが 始まった。ZFSのハンドリングが遅いのかSolaris自体が重いのか分からんが、進行バーはなかなか、 右に進んでくれない。まあ、待つしかないよね。
焦らずに風呂でも入ってこよう。出てきたら終わってた。HDDから起動してみると、これまたGnomeの 画面が出てくるまで待たされる。Solarisと付き合う時は、忍耐が必要だぞ。
画面解像度をNotePCのそれに合わせてあげたら、やっと快適な操作環境になったよ。メニューとかを ざっと見渡してみると、デフォでJavaがあった。gccは入っていないと言うのに。さすがSunだね。 (でも、javacが入っていないってのは、Solaris2になって、ccをバンドルしなくなったのと同じ理屈?)
デフォで、sshdが起動してたので、TeraTermから入って、初期状態のそれをちょっとコピペしときます。 まずは、自分の身分をば。
sakae@solaris:~$ uname -a SunOS solaris 5.11 snv_111b i86pc i386 i86pc Solaris sakae@solaris:~$ cat /etc/release OpenSolaris 2009.06 snv_111b X86 Copyright 2009 Sun Microsystems, Inc. All Rights Reserved. Use is subject to license terms. Assembled 07 May 2009
次はDISKの状態だ。ZFSだぞ。
sakae@solaris:~$ df -h Filesystem Size Used Avail Use% Mounted on rpool/ROOT/opensolaris 19G 2.9G 16G 16% / swap 939M 368K 939M 1% /etc/svc/volatile /usr/lib/libc/libc_hwcap1.so.1 19G 2.9G 16G 16% /lib/libc.so.1 swap 939M 16K 939M 1% /tmp swap 939M 44K 939M 1% /var/run rpool/export 16G 21K 16G 1% /export rpool/export/home 16G 21K 16G 1% /export/home rpool/export/home/sakae 16G 855K 16G 1% /export/home/sakae rpool 16G 78K 16G 1% /rpool /dev/dsk/c8t0d0s2 677M 677M 0 100% /media/OpenSolaris
次は、ネットワークだ。今は普通にギガビット・イーサか。これって、VMWAREがWindows7機のNICを コピペしてるんだよねぇ。
sakae@solaris:~$ sudo ifconfig -a lo0: flags=2001000849<UP,LOOPBACK,RUNNING,MULTICAST,IPv4,VIRTUAL> mtu 8232 index 1 inet 127.0.0.1 netmask ff000000 e1000g0: flags=1004843<UP,BROADCAST,RUNNING,MULTICAST,DHCP,IPv4> mtu 1500 index 2 inet xxx.xxx.xxx.54 netmask ffffff00 broadcast xxx.xxx.xxx.255 ether 0:c:29:63:19:1 lo0: flags=2002000849<UP,LOOPBACK,RUNNING,MULTICAST,IPv6,VIRTUAL> mtu 8252 index 1 inet6 ::1/128 e1000g0: flags=2004841<UP,RUNNING,MULTICAST,DHCP,IPv6> mtu 1500 index 2 inet6 fe80::20c:29ff:fe63:1901/10 ether 0:c:29:63:19:1
さすがSun。Javaのために特等席を設けているよ。んでもって、openwinなんていう歴史の遺物も まだあるなあ。遺物と言えば、ucbとかもそうだな。そして、sfwとgnuにSunの苦悩が見て取れる。 説明書によると、Linuxからのお客様優先で、PATHを、/usr/gnu/bin から始めてますってさ。
sakae@solaris:~$ ls /usr X apache demo gnu jdk mail old platform sadm snadm ucb X11 bin dict has kernel man openwin preserve sbin spool xpg4 X11R6 ccs dt include kvm net opt proc sfw src adm ddu games java lib news perl5 pub share tmp
HOMEに日本語のdirを撒き散らすと言う悪行を始めたディストリは、どこのどいつだ。小一日、説教 したいぞ!!!!!!! そういうアホな事はWindowsに任せておけ。あっそうか、ディストリは みさかいなく、Windowsをデッドコピーしてるだけか。これじゃ、Solarisと名を冠してるだけで、 Windowsじゃん。
sakae@solaris:~$ ls -l total 6 drwxr-xr-x 2 sakae staff 2 2010-01-14 18:25 Downloads drwxr-xr-x 2 sakae staff 6 2010-01-14 18:25 デスクトップ drwxr-xr-x 6 sakae staff 6 2010-01-14 18:25 ドキュメント drwxr-xr-x 2 sakae staff 2 2010-01-14 18:25 公開
packagemanagerを使ってみる
解説によるとLive CDには、必要最低限のものしか入っていないとの事。インストールした後 packagemanagerを使って、ネットから必要なものを落としてください、とある。
そなら早速rubyでも入れてみるかと思いました。開発環境からrubyを選んでみたら、jrubyが出てきたよ。 OpenSolarisって、そこまでしてjavaを押し付けたいんだな。まあ、それがSunのポリシーなら従おう。 で、installを選んだはいいのだが、Diskががらがら回っているくせに、ちっとも終了しない。
ひょっとして、packagemanagerって遅いんで有名なjavaで書いてませんか? 調べてみたら、何とまあ Python製だったよ。Orz。 そんなこんだで、やっとrubyが入った。
sakae@solaris:~$ ruby -v ruby 1.8.7 (2008-08-11 patchlevel 72) [i386-solaris2.11] sakae@solaris:~$ jruby -v jruby 1.1.3 (ruby 1.8.6 patchlevel 114) (2009-04-08 rev 6586) [x86-java]
後はいろいろ見繕って、CD1枚分ぐらいを追加してみた。emacsとかgccのたぐいも入れたので、早速 試運転してみる。まずは、gauche-0.9から。
make[1]: Nothing to be done for `check'. make[1]: Leaving directory `/export/home/sakae/GZ/Gauche-0.9/doc' Total: 9750 tests, 9750 passed, 0 failed, 1 aborted. sakae@solaris:~$ gosh -V bash: gosh: command not found sakae@solaris:~$ /usr/local/bin/gosh -V Gauche scheme shell, version 0.9 [utf-8,pthreads], i386-pc-solaris2.11
ちょっとエラーしてるけど、何だろう? まあ、動いてるって事で。でも、昔のSolarisだとldだった かの仕様違いでえらいリンカーエラーを目にしたものだけど、今は上等ですね。
sakae@solaris:~/clojure-1.1.0$ java -cp clojure.jar clojure.main Clojure 1.1.0 user=> (* 11111111111111111 1111111111111111) 12345679012345677654320987654321 user=> ^D
clojureは普通に動いているな。さすが、本家本元、元祖だけあるわい。
sakae@solaris:~/work$ sudo updatedb パスワード: sakae@solaris:~/work$ locate bin/gosh bash: locate: command not found sakae@solaris:~/work$ echo $PATH /usr/gnu/bin:/usr/bin:/usr/X11/bin:/usr/sbin:/sbin sakae@solaris:~/work$ which updatedb /usr/bin/updatedb
diskの中を探索しようと思って、updatedbをやってみたんだけど、それと対になるlocateが 入っていないって、どういう事よ。これって、Linuxに成り切れないSolarisだなあ。
sakae@solaris:~/work$ sudo find / -print >CATLOG パスワード: sakae@solaris:~/work$ grep bin/gosh CATLOG /usr/local/bin/gosh
やっぱり、Solarisには、これが似合うぞ!! 思わず昔の事を思い出しちゃったじゃないですか。 それにしても、Diskオペレーションがめちゃくちゃ遅いな。やっぱり、Solaris使うなら、12000rpm ぐらいで円盤が回っているDiskじゃないと無理か。 もう、Solarisはこれぐらいにしておくか。
上で出てきた、updatedbだけど、対になるlocatedbが無いなんて、対称性の破れをSUNが 作り出してるんかい。こりゃ、世紀の天文学的発見かと思ったけど、きっとそんな事は 無いはずだ。こういう時は、man頼みするのが正解。
SEE ALSO slocate(1)
って書いてあって、
User Commands SLOCATE(1) NAME slocate - Security Enhanced version of the GNU Locate
世紀の大発見成らずでした。最初の s は、ソラリスの S だと思ったんですがね。
とまあ、手を変え品を変え、いろいろなOSに触ってみて、早くも私のWIndows7機は、OS牧場に なっちゃったなあ。放牧する度にそれぞれが太っていく。ネグラの外部DISKもゆったりとした ものに取り替えてあげないと、あぶれちゃう物が出てくるなあ。
そういう時は、恐怖の間引きをすればいいんでないかい。 ごもっとも。
そうそう、牧場で思い出した。イギリスへ行くと、子牛を無料配布 してる所があるんですね。フィンランド系DNAを持った、ホルスタイン系やら、 陽光明るいカリホーニィア系DNAを持ったやつが配られてます。でも、残念ながら Solarisは無いですねぇ。
Solaris入れるには、バーチャルボックス が、最適だそうです。その証明に、OpenSolaris入りのセットも配ればいいのに。それなら 正真正銘の純潔種だから、安心できますよね。マーケ下手だなあ。それとも、一度は 自分の手でOSをインストールして下さいって魂胆で、rootの人材を確保したいのかな。 それならそれで、頷けますだ。