開局申請
1月2-3日かけて行われる、JARL(日本アマチュア無線連盟)主催のQSOパーティをモニター してみたんよ。中には、JARLよりJRAの方が好きって人も居るようだけど、JRA主催でお年玉 を貰えるんだろうか?
このQSOパーチィで、20局以上と交信してログを提出すると、干支のステッカーを貰えるそうな。 そして、この干支を全部集めると。。。 何か特別なごほうびがあるんでしょうか。思い たってから12年もかかると言う息の長い話ではありますが、頑張ってくらはい。 このQSOパーティ、人によってはやみつきになるらしい。
40Mバンドは隙間が無いぐらい混んでいましたね。2Mは、おなじみさんがご挨拶してました。 道の駅移動があったり、広い河川敷移動があったりして面白い。おいらも近くの河川敷に アンテナを立てた車がいないか見に行ってみたけど、どうやら(電波の)絶景ポイントでは ないようで、誰もいなかったよ。
でも、仲の良い野良猫2匹に出会って、癒されてきましたよ。無邪気にじゃれあう彼ら(彼女) を見てると、不況も何もかも忘れてしまうね。
今年も元気でやっていきたいものだ。
無免許運用
いよいよ無線の準備をせんとな。でも、待ちきれなくて無免許運用だい。昔は、終段のプレートが 真っ赤になるぐらいパワーを入れて、アンカバーでラグチュしてたけど(時効だよね)、今じゃ そんな球も無いし。。。
金が無いので、2.4G帯に出ます。本当は5G帯が良いらしいけど。。。貰い物の送信機です。って 言うよりトランシーバーだな。新しいISPにしたら、記念で送ってきたやつ。
変調方式は、直交周波数分割多重方式とスペクトラム直接拡散方式。出力電力は不明ですだ。 簡単設定ボタンを2回程押したら、1Fと2Fがワイヤレスで繋がった。無免許運用なんで 暗号もばっちりAESだ象。
FreeBSD機も紐無しにしたいよねと挑戦。とは言えPC内に送受信装置が内蔵されていない。もう 10年もしぶとく生き残っているやつだから。。。昔使っていたPCMCIAタイプのカードを刺して 使う事にしたよ。えーーと、その設定は?
#!/usr/local/bin/ruby # setup wifi lan i='my-ssid' k='my-password' h='0x' k.each_byte do |d| h << sprintf("%x",d) end cmd = 'ifconfig wi0 up wepmode mixed ' + "ssid #{i} wepkey #{h}" system( cmd ) system( 'ifconfig wi0 deftxkey 1' ) system( 'dhclient wi0' ) sleep 1 system( 'ntpdate ntp.nict.jp' )
ご近所さんはどんなリグ使ってる?
繋がったはいいのだけど、よそ様はどんなん使ってる? 見えない世界を覗いてみたいぞ。 で、スペクトラムアナライザーもどきを落としてきた。 (CQ誌の付録カレンダーの今月の所に出てるP3みたいなやつね)
早速動かして、スカイ・ウォッチしてみると、こんな田舎にも関わらず賑わっているな。17局もリスト アップされたぞ。メーカー名も出てきとる。バファロー、NEC、プラネックス、珍しい所ではFONなんて のも出てるよ。生意気に7ch分も占有してるのがいるぞ。帯域幅300MBpsですって。でも控えめな 電界強度だな。(-80dB)おいらはと言うと、-50dBだから強いね。勝ったね。よかったよかった。混信に 悩まされる事は無いだろう。
もどきのソフトでは、メーカーは分かるんだけど、肝心の石が分からない。でも手がかりは出て いるので、ここに行って 登記簿を調べてみる。(我ながら、暇だな)
Ambit Microsystems Corporation(台湾)、FON(スペイン)、PLANEX Communications INC(日本)、 Buffalo Inc.(日本)、GVC CORPORATION(アメリカ)、NEC AccessTechnica, Ltd.(日本) これを見ると、送受信機を作る所は石も自家製って事かしら。まてまて、そんな事無いよ。石に ブランド名を入れさせてるけど、きっと台湾あたりのメーカーのOEMだろうね。そこまで掘り下げる には、現物を見るしかないかな?
このソフトで表示されるデータにメーカー名の欄が有ったけど、後で考えたら、おいらと同じ 方法で調べてたのね。おいらヤキが回ったな。(反省)
勉強せいよ
幼少の頃勉強もせずに、ごみ漁りしてテレビの水平偏向回路に使われている球を拾ってきて 送信機を作ったものだ。そんな時、おかーちゃんに、勉強しろ勉強しろと小言を言われたなあ。 『親の小言と冷酒は後で効く』と反省しても後の祭りだ。
ここを読んでくれている少年少女のみなさんに、親父からの一言。 ここを読んで勉強しろ。今からでも遅くないよ。ARPSだ、VoIPだ、 D-STARもいいけど、基礎はまじめにね。
TVばかり見てないで勉強しろとも言われたなあ、最近のTVはBSだとかCSだとかのえらい高い周波数が 流行だけど、どうせディッシュのお世話になるなら、EMEも面白いぞ。CQカレンダーの毎日の日の 所に、灰色と黄色に塗り分けられた○が書いてあるんだ。これ何? 暫く考えてやっと分かったよ。 これ、月の満ち欠けを示してるんだな。これって、EMEの道標なんですかね。EMEだとか、衛星通信も 奥が深くて面白そうだなあ。
申請用紙を買いに行ったら
とまあ、とりとめも無い事を書いてきたけど、やっぱり開局せんとな。えっと、今なら 電子申請で、局免を申請出来るんかな。 これを使うと安くなるみたい。
でも、40年ぶりに申請するんだからWebからほいほいじゃちと味気ないな。昔は送信機系統図なんて 言うブロックダイヤグラムを描いたっけ。旨く書けなくて、何度も書き直したなあ。昔を思い 出して、古式ゆかしくやってみるのも悪くないな。それには、まずは申請書を手に入れねば。
近くに無線ショップがあるんで、きっとそこに置いてあるに違いない。で、行ってみた。女将が ぽつんと店番してた。”あのー、開局のための申請書って置いてあります?”
女将からの返答は、”一通は置くようにしてるんだけど、生憎、昨日売れちゃいました。だから、 今日CQ出版に発注かけておきました。追加でもう一通頼んでおきます。”
数日して行ってみたら、女将と客が何やら電源を前にして、ごにょごにょとやっていた。 客は、いろいろある電源でどれを買えばいいか迷っているみたい。暇なんで、横槍を入れてみた。 電源、何に使うんですか? その客は、何かの雑誌の記事に出てたLEDを点けるための電源に したいらしい。電圧を聞き出すと、12Vが必要らしい。
生憎、店には15Vの電源しかなく、12Vの回路に15Vもかけていいものかどうかと、15Vの中古電源の ボリュームを回して12Vまで落とせるか、相談してたみたい。
まあボリュームを回したぐらいでは、3Vも落とせんだろうね。ダイオードを4本かませて、12に すればとアドバイス。えー、そんな事出来るんですか? と、客も女将も半信半疑。ああ、悪い 事教えちゃったかな。で、ダイオードはどんなのがいいですか? 整流用のダイオードなら何でも OKよ。12Vのリレーを動かして、LEDをチカチカさせたいだけみたいなので、電流なんて知れてるし。
中古電源を見ると、図体のでかいシリーズレギュレータともう一種類は、何とネミック・ラムダ製の 本格的?なやつだった。(センスとフォースが分離 してるやつ)図体のでかいやつは毛嫌いされてラムダ製に気持ちは傾いているみたい。 で、ACラインを配線して電源を入れるも、モニターランプが一瞬点いて、すぐに消灯。 勿論、DC出力は出ていない。
フォースとセンスをそれぞれ接続するんですよと教えてあげたら、女将がショート用の線を用意して くれた。それを配線してから電源を入れたらちゃんと15Vが出てきた。15V3A定格の電源が500円。 同じ電源が2台あって、マスター(親分)・スレーブ(子分)接続も出来るようになってたので、その方法を 教えてあげたら、客は喜んで2台をお買い上げ。おいらのお勧めは、ノイズが少ないシリーズ レギュレータよ、こちらならアンプを作る時、ノイズに悩まないで済むよと背中を押して上げた。 安いから、それも買っていくよですって。女将も客もめでたし、めでたし。
こういう店って、たむろしてるだけで楽しくなるよね。今度は、60歳ぐらいなおじさんがLANケーブル を買いにやってきた。何でも、パソコンの配置を変えたら、20mぐらいなケーブルが必要になったとの 事。定尺だとどこを探しても10mぐらいまでですよ。何なら、社長に頼んで、ケーブル作らせますけど と言うと、今すぐに手に入らないと。。。
ああ、そんなケーブルに縛れるのいやじゃありませんか。いっその事、無線LANにしちゃった方が 快適でっせと、ちゃちゃを入れてみた。その客曰く、昔無線LANを使っていたけど、プチプチ切れて しまって使い物にならなかったので、諦めたとか。多分、混信してたのか、電界強度が弱かったのか。 やっぱり、測定器って大切ねと思った次第。
後店でうろうろしてたら、コモンモードフィルターと、アミドンのコアを買いにきた客がいた。 こりゃ、無線やってる人だなと直感。バルンでも作るんですかいと聞いてみると、ビンゴ。 20年ぶりに再開するとか。それにしても、アミドンのコアまで置いてある店って有り難いね。
とまあ、電子申請を止めて、申請書を書こうとした事で、いろいろと輪が広がりそう。 嬉しい限りだ。
申請書作成
去年のうちに、JARLへ旧コールサインの確認書を求めておいたので、必要な書類は揃ったな。 40年前に使っていたコールサイン。かろうじて覚えていたけど、旧住所ねぇ。なんとか思い出したよ。 思い出せなかったら、市役所へ行けば住所の移動をトレース出来るのかしらん? 今まで、10回 ぐらい住所を変えている風来坊だからなぁ。
おいらの場合は技適のリグなんで、直接に電監へ書類を送ればいいのか。古いリグだとか自作の 怪しいリグも使おうと思ったら、それなりの所へ追加の金を払って承認してもらわんといけないのね。 官が楽して民が儲かる仕組みだ事、って書くと御幣があるんで訂正。免許業務をスムーズに 行う仕組みで、サービス向上に努めていますってか。
このエリアのコールサインのプリフィックスが10年以上も更新されないと言う、異常事態だからな。 入り口のハードルを下げる努力が行われています。って解釈しておこう。
4300円の証紙を貼って、投函しましたよ。さてさて、局免とリグに貼るステッカー(車検証の無線版だな)は、 いつ届くのかな? 重量税ならぬ電波利用税の通知書も一緒に来るのかな。ハムは贅沢な趣味だから 金払えか。電子立国日本を支えるために、未成年者は無料にするぐらいな事をやれよ。今の総務大臣 って、誰だっけかな?
覚えたって、どうせ数ヶ月の寿命しかないだろうから、覚えるだけ無駄か。