ipad(4)

ipadを使うようになってから、本屋に立ち寄った時にスマホのコーナーも見るようになった。 あのNHKさんも、趣味 Do楽でスマホを 取り上げているぐらいですからね。

爺達の趣味、アマチュア無線業界も、スマホを無視出来ません。そんな訳で、5月号には スマホの導入、活用術っていう特別付録が付いていた。めったに雑誌は買わなくなったおいらも、 付録につられて買ってみた。

世の中の永遠の悩み、アンドロドロイドとあぷる監獄のどちらがいいかなんてのに始まって、 アプリの導入方法、入れると便利ってのが紹介されてた。最後のページには、スマホの話題を 集めたポータルサイトが紹介されてたよ。おいらは、アプル派なんで、 iWireに目を通しておけばいいかな。

スマホはコンピュータです。コンピュータにウィルスは付き物。十分に注意しましょって 説明があって、アンドロドロイド用のワクチンソフトがこれでもかってぐらいに紹介されてた。 アプル用のやつは一つも紹介無し。これ、裏をかえせば、ドロドロイドは危険って事 なんですかねー。それとも、アプルはブランド優先で、ウィルスなんて存在しません。 だから、ワクチンソフトなんて不用なんですって意地を張ってるだけ?

ドロドロイドには、SDRソフトが紹介されてた。アプル用のやつは無いの? アプリを探すには アプルストアの検索機能を使うのが定番だけど、アプルのWindowsいじめで、めっぽうWindows では重い。最近は、こんな横暴な事が明るみに出たしね。便利に使いたかったら、MACを買えって寸法。知らない人は搾取されるのよ。

悔しいから、ぐぐる様に、ipad SDRってキーワードで探して貰った。アプリを探しているんで、 もっと見るからアプリケーションを選んで、フィルターしてみる。 そしたら、topに、iSDR - iTunes - Apple ってのが出てきたぞ。後は、ショップへ行って落とすだけ。この方が、アプル店の検索を 使うより、よっぽど快適ですよ。

こういう検索方法を、何故特別付録で教えないんかね。あの付録の紹介じゃ、おいしそうな 魚を並べているだけじゃん。本当に大事なのは、魚(肴)の捕まえ方をきちんと教える事だと 思うんだけど、どうでっしゃろ。

で、落としてきたiSDRには、サンプルデータが付いていてオフラインでの動作が確認できました。 本格的に使うなら、ipadに挿すUSBオーディオと、IQ信号を発生させるフロントエンドが必要。 両方共持ってないおいらは、録音されたデータを 落としてきて、コンテストの臨場感を味わう事にしよう。

遊んでばかりいないで、らくらく!SDR無線機入門 なんて雑誌を買って、勉強しれ。

SysStatus Monitor

CQ誌の付録で教えてもらうまでもなく、ipadはれっきとしたコンピュータ。ならば、どんな プロセスが動いているか等を把握しておきたい。(やっぱり普通の人とは違うな)

そんな訳なんで、ipad版のTopを探してみたよ。そしたら、日本人の作者の方が既に 作っておられた。無料版と$1版があるんで、おいらは$1払って、お願いモード 突入だ。

メモリー使用状況、CPU使用状況、プロセスの状況等が取れます。50個もプロセスが動いて いるんですね。おいらが使いそうも無いやつも動いてるっぽいので、殺したいぞ。 そんな、百姓一揆みたいな事が領主様の下で出来るんか?

作者様のHPが公開されてたので、苦労話を読んでみた。 The iPhone Development Playground

なるほどね、領主様の横暴が目立つな。その間に入って何とかしようと頑張っておられる 作者様の頑張りに敬服しますよ。余り無理なお願いはしないでおこう。それとも、 iOS Dev Centerをウォッチして、 抜け穴を探すか。と、思ったら、重要施設へは、部外者立ち入り禁止だったわい。

Gambit

とうとう買ってみた。これで何処でも括弧まぎれ。PC版と同じく、Lisp系は、 かっこ、こっかを手早く入力出来ないとストレスが溜まる。そこは作者様もちゃーんと 考えていて、拡張キーボードになってた。

細かい使い方はWikiにあるマニュアルを見てねって事で、Wikiへ簡単に飛べるようになってた。 その他、ipad特有な機能が、簡単なHELPとしてまとめてあった。面白そうな機能として

(repl-server password)
Starts the REPL server, which accepts password protected telnet connections 
on port 7000. 
This allows interacting with Gambit REPL from a remote computer, 
for example a desktop computer. It will be necessary to enter the password 
to authenticate the telnet connection. 
Assuming the device's address is 192.168.0.100, the following shell command 
on the remote computer (on the same LAN) will start a new REPL:

telnet 192.168.0.100 7000
The Scheme file I/O procedures will read and write files in an area specific 
to the Gambit REPL app. The path "~" refers to the Documents folder. 
It is a convenient place to store files. This folder is initially empty. 
The content of the folder will be preserved when you update Gambit REPL 
to a newer version. The path "~~" refers to the Gambit REPL app bundle.

こんなのが目についた。本当に動くなら、あぷるがよく許したものだな。

Paisonista

schemeもいいんだけど、他の言語系は無いかと、思いを巡らせてみた。そしたら、Pythonの 事が頭に浮かんだよ。matzさん、ごめんなさいです。まあ、蛇は世界各地に生息してるからなあ。

それに、蛇は昔から神聖なもの、魔力があるもの、神の使いと崇められてきてます。その 証拠は神社に飾ってある、注連縄です。これは、蛇が睦み合っている様子をデフォルメした ものなんだそうです。また、蛇が巻き付いた杖は、ギリシャ時代から、医学のシンボルとして 使われてますしね。ああ、余計な事書いちゃった。

ipad上で動くやつはないかと探してみたら、250円シリーズが沢山出てきた。各バージョン毎に アプリになってるよ。先走って、3.4なんてのも有るぞ。この間、3.3.1が出たばっかりだと言うのに。 どうも、このシリーズは胡散臭そうだな。

で、次に引っかかったのは、Pythonistaってやつ。ipad用に独自のモジュールを提供してて、本格的っぽい。 その分、少々高価で600円。評判を調べてみると、

えっ、Pythonプログラム書いて実行できる、完成度高いアプリ!? とか Pythonistaがなんかすごい。 とか iPad上で自分だけのツールを作成できるPythonプログラムの編集や実行ができるアプリ と絶賛の嵐ですよ。外人の方も喜んでます。 How Pythonista Changed My Workflow これは、もう買う鹿。

自分でスクリプトを書いていく時の叩き台が用意されてる。(もう少し複雑なものと、全くの 白紙も有り)、しばし観賞

from scene import *

class MyScene (Scene):
	def setup(self):
		# This will be called before the first frame is drawn.
		pass
	
	def draw(self):
		# This will be called for every frame (typically 60 times per second).
		background(0, 0, 0)
		# Draw a red circle for every finger that touches the screen:
		fill(1, 0, 0)
		for touch in self.touches.values():
			ellipse(touch.location.x - 50, touch.location.y - 50, 100, 100)
	
	def touch_began(self, touch):
		pass
	
	def touch_moved(self, touch):
		pass

	def touch_ended(self, touch):
		pass

run(MyScene())

シーンってモジュールがipad特有の機能を提供してる。セットアップが有って、毎秒60回 呼ばれる画面の更新系があって、画面にお触りした時の手続きが定義出来てと。 上記は、タッチした所に、赤い四角形を書いてくれるアプリだけど、細かい内容は、 付属してるドキュメントを読めばいいな。

Python2.7.3相当のマニュアル一式が同梱されてて、電波も届かないような所で開催される、 パイソン温泉祭りにも完全対応ですよ。 (これも温泉へ持って行く候補です。ThinkPythonの日本語版ページ)また、マニュアルに載ってるサンプルコードも すぐに取り出して実行出来るしかけが施してあって、これ便利。

サンプルにストップウォッチの例が載ってて、お触りした時の挙動を下記のようにしてた。

	def touch_began(self, touch):
		if not self.running:
			if self.start_time > 0:
				#Reset:
				self.start_time = 0.0
				self.stop_time = 0.0
			else:
				#Start:
				self.start_time = time()
				self.running = True
		else:
			#Stop:
			self.stop_time = time()
			self.running = False

画面の更新は、start/stop_timeを見て行っている。すっきりした論理だ事。 この他、カードゲームやら、いろいろ付いてて参考になるな。

そろそろ、自分でも作ってみるか。

# my first app
import os

# print(os.listdir('/'))

g = os.walk('/')

for dirpath, dirs, files in g:
	if os.path.isdir(dirpath) and (dirpath.find('Font') > 0) :
	   print dirpath

大した事無いやつ。Font-dirが何処にあるか、探検するやつです。listdirだと指定したdir に入っているdirやらfile名をリストにして返してくれます。walkの方は、指定したdirを 再帰しながら歩き回って調査してくれます。

調査結果は3項に渡るタプルで返ってきます。左から順に、調査したpath名、そこに有る (かも知れない)dir名をlistにしたもの、3番目は、そこに含まれるファイル名をlistに したやつ。

osってモジュールが 動くのは、おいらに取って非常に有り難いですよ。

小物達

前週のワールドアトラス、そして蛇と大きな買い物をしたけど、まだあぷるに貸しがある。 あぷるがおかしくなる前に使ってしまおうって訳で、85円均一セールに参入してみた。

黒板とホワイトボードでどちらにしようとかと思ったけど、黒板は消し滓がでて服が汚れる いやな思い出が有ったので、現代風にホワイトボードを購入。

次は、ボイスレコーダー。これ、振込み詐欺撃退用ね。防災無線で、時々、怪しい電話が かかってきましたなんてやってる。田舎のばーちゃんは人がいいから、ころりと騙されちゃう みたい。

こういうのの抑止策として、かかってきた電話はもれなく録音されてますって言えばいいのかな? 嘘でもいいんだけど、相手から嘘でしょって言われたら、録音したやつを聞かせてあげよう。 これで、きっと相手はヤバイと思って、電話を切るに違いない。

とまあ、他にも数点買って、残金は25円となりました。これって、外国旅行した時、ポケットに 残った現地コインみたいだな。使い道ないもん。あ、成田あたりだと、チャリティーボックスが 用意されてて、寄付できたっけ? アプルストアも、そういう口を用意しておけばいいのに。

今度上京する機会が有ったら、渋谷だか銀座に有るという、リアル・アプルストアーに 行って、進言してみようかな。

おまけ

ipad用のiSDR、これって、あぷる風のネーミングだけど、あぷるって、iXXXてのは、商標 押さえていないのかな。iwireしかり。

iSDRの実録データと言うのを、線路がHiZにも関わらず、頑張って落としてみた。どんな音が するんかと思って、Windows付属のメディア プレーヤーで聞いてみた。おいらの耳ではIQ (90度の位相差を持った)信号を 聞き分けられなかったぞ。やっぱりiSDRで聞け、、ですかね?

念のため、実録データのスペックを調べてみた。

c:\app\CW\sox-14.4.0>soxi CW_1-852-700_20110130-000000.wav

Input File     : 'CW_1-852-700_20110130-000000.wav'
Channels       : 2
Sample Rate    : 96000
Precision      : 16-bit
Duration       : 00:30:00.11 = 172810240 samples ~ 135008 CDDA sectors
File Size      : 691M
Bit Rate       : 3.07M
Sample Encoding: 16-bit Signed Integer PCM

ふーん、これだけの容量が有って、30分ものなんだ。まだ、ipadのDiskに余裕が有るから 入れておくかな。

余裕が無かったら、ビットレートを落とすか、途中でぶった切っておけばいいんだな。 垂れ流しのデータだからね。

全く余裕が無いという人は、iSDRを別の用途に転用しましょう。マイクをイネーブルに すると、科捜研も採用してる、声紋分析器に早代わりします。

表示エリアをタップすると、順に、音のスペクトラム表示、声紋表示(いわゆる、ウォーターフォール)、 最後は、オシロスコープで波形表示。 おれおれ詐欺電話がかかってきた時、声紋を分析してますから、って言ってあげましょう。 ああ、電話をかけてくるアホに、声紋と言っても、通じないか。