Backup
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new machine
河豚板の作者様が、新型CPUでの不具合対応の為、身銭を切ってマシンを 調達された。頭が下がりますよ。ありがとうございます。
安い割にスペックが充実してるぞ。そして信じられない事に、Windows11が インストールされてるそうだ。安い理由はOS無しだと想像してたけど、一般 ユーザー相手だと、こうならざるを得ないか。
昔々、ノートパソコンを購入しようと、ターボリナックスのCDを持って 行った事がなる。何でCD持参? Windowsなんて使いたく無いから、その場で りナックスを入れちゃう算段。そしたら、店員が立ち合う訳だから、Windowsと 縁を切った事の証人になって貰える。だから、OS代の値引きしてよね。
店側は、そんな事できません。最後は、店長が出てきて、当店は、完動品を 販売してます。ですから、正規の値段(OS込み)で販売します。勿論、購入後、お客様が どうされようと自由です。仮にりナックスとかを入れちゃいますと、保証は 無くなりますから、ご忠告致します。
若かったんで、論破できなかった。今なら、公正取引委員会に訴えてやる。ハードと ソフトをバンドリング販売(抱き合わせ販売の事ね)してますよ、ってね。
どうする Windows 10
このタイミングで、こういう記事が出てくる。
頑張って、Windowsを使い続ける方法。 Windows 10サポート終了に備えて今何をすべきか? まずはバージョンが「22H2」か確認必須!
他のOSに乗り換えちゃう方法。 WindowsマシンにUbuntuを入れた!使い方さっぱり分かんない!なんて人のためのUbuntu入門
他のOSって言えばリナが主流だ。これとて、需要が多いから、標的にされる可能性大。 使用人口の少ない辺境なOSかつ、改変自在なOpenBSDが面白いのさ。
電話する度に、Windows10終っちゃうんで、どうしましょと相談を持ちかけてくる、 後輩が居る。今度相談が有ったら、上記のマシンでも推薦してみるか。これ パワハラじゃないからね。彼はスリム・パソコンを使ってたはずだから、LCDとかの 周辺は既に所有してる。ならば2万3千円の出費で、新らしい環境へ移行できる。 年金生活者にとっても、財布に優しい方法だろう。これで老後も安心だな。
オイラーは河豚板にしてから、Windowsに行く事は、すっかり無くなった。1週間に 一度ぐらい、時計合わせと、NHK+のアカウント維持の為にWindowsを起動するぐらい かな。ああ、chromeの週間アップデートと月に一回のupdateも有ったか。
mount point
血圧グラフにデータを追加してみた。特に意識する事なく10キーパッドを利用 できた。折角なので作成されたPDFをSDカードに書き出しておきたい。 そこで、はたと困ったのが何処にカードをマウントするかだ? 頼みの綱の/mntは 既に使ってしまっているからね。新たにマウント・ポイントを作るか? 1月に1回しか利用しないのに、それ用に作成するってモッタイナイお化けが 出てきそうだな。ええい、使っていなさそうなのを利用しちゃえ。 昔から言うじゃないですか、立ってる者は親でも使えって。
利用して問題無さそうなピッタリな奴を見付けたぞ。
eq$ tree /CVS /CVS |-- Entries |-- Repository `-- Root
何で置いてあるんですかねぇ。秘密のツールを使うとcvsupする事によりOS全体が 一発で更新出来たりして。。
eq# mount_msdos -o rw /dev/sd2i /CVS eq# cp 240831.pdf /CVS eq# cd /CVS/ eq# ls 240823.PDF OLD 240831.pdf System Volume Information eq# mv 240823.PDF OLD eq# cd eq# umount /CVS
ありゃ、サフィックスが大文字、小文字の違いが有るなあ。大文字の方は、 Windowsで作成された物かな。余り頓着ないからねぇ。まあ、代用のポイント でもちゃんと用を成したって事で。
そして、マウントしちゃうと、元のファイル類が見えなくなるんで、この特性を 利用すれば、裏帳簿の保管場所になりますな。
いや、それは甘いよ。HDDその物を検証されたら、一発でバレる。そんな事も あろうかと、河豚板の作者さんは、ちゃんと手を打っておられる。HDDを 暗号化しちゃえ作戦。
まて、自白材を注射されてパスフレーズを喋ってしまったら終りじゃん。 そんな場合に備えて、ドリル優子(検索してみて)ですよ。証拠隠滅ね。 でも、そんな悠長な事は出来ないだろう。
ddコマンドでスーパー・ブロックを速やかに破壊。ディクトリー・エントリーを OpenBSD特製のrm -Pあたりを使って削除。まだ、手ぬるいなあ。こういう場合は 電気的に破壊するに限る。ハード内部に雷様発生装置を準備。HDDに雷を落とす。 SSDなら有効かも知れんけど、お皿が回るHDDだと無駄かな。誰かマルサ対抗術 を伝授して。
Backup
USB-HDDでちゃんとWindows10の代替えができたんで、忘れない内に、どう構築 したか、記録しておく。
構築基本データ
普通に河豚板をインストール。特に注意は、/etcの下。hostname.iwm0 firmware/ firefox/ rc.local rc.conf.local rc.shudown sysctl.conf wsconsctl.conf installurl mixerctl.conf あたりかな。
それから$HOMEの中ね。init.el ,profile .lftp .mlterm/ .mozilla/ .ftwmrc .xinitrc あたりは、改変、追加をしてる。そんなのサーバーにバックアップ しとけよ。
おっと、忘れてた。/mnt/my/ にある、go, bin, ddskk にも、独自データが置いてあるぞ。
次は、パッケージ関係(自主的に入れた物)
audacious-4.4/ 音楽鑑賞用 automake-1.16.5/ gnuをコンパイルするのに必要 emacs-29.4p0-no_x11/ 純正でまともに動くeditor firefox-131.0.3/ いわずと知れた奴 gmake-4.4.1/ gnuするなら必須 gnuplot-5.4.8/ 血圧グラフ用 lftp-4.9.2p2/ ファイルのアップロード用 mixfont-mplus-ipa-20060520p7/ 唯一の日本語用フォント mlterm-3.8.3p6/ PuTTY代わりの端末 tree-0.62/ ファイルの階層表示 vlc-3.0.20p4/ たまには動画鑑賞 w3m-0.5.3pl20240810p0/ テキストベースのブラウザー
rsync
Windowsの肩代わりのマシンが、Webに掲載する原稿の発信元になっている。 これは、大事なデータになるんでバックアップの対象だな。まあ、この マシンが壊れても、sakura.ne.jpにコピー(兼、公開)が有るんで、気に するなって意見も有りますが。
折角なんでrsyncを発動してみたくなったぞ。バックアップ先は、隣に 鎮座してるサーバー機(i386)だ。それじゃ、地震・雷・火事・女房には 対応できないだろう、って突っ込みは、この際無視します。
【 rsync 】コマンド(その1)――ファイルやディレクトリを同期する
何も考えんと、
eq$ /usr/fuguita/bin/rsync -av /mnt/my/piki ob:/var/cargo
で、よかろう。どんなエイリアス名を付けようか。そちらの方が問題だ。
秘密のデータ
と言う程の物じゃないけど、長年観測を続けている血圧データが有る。 こっそりsakuraさんの所に保存しとけば万全だろう。でも身体データなんで 漏洩に備えておきたい。暗号化だな。 どんな符号方式が良いんだろう?
aes-256-cbcなんてのが使われる事例が多いみたい。でも、NSAと連んだCIAあたりが バックドアを知ってたりして。心配なのでchachaを利用してみる。茶々って、戦国 大名の嫁さんの名前だったよな。日本人に馴染が有るね。それにこの暗号方式の要に なる乱数発生器は、OpenBSDが太鼓判を押して推薦してる、arc4randomだからね。
試しに、簡単な平文ファイル、myfile.txtを作成して、暗号化/復号化してみる。
eq$ cat >myfile.txt hello world eq$ openssl enc -chacha -salt -in myfile.txt -out myfile.txt.enc enter chacha encryption password:mine key Verifying - enter chacha encryption password:mine key eq$ openssl enc -chacha -d -in myfile.txt.enc -out myfile_dec.txt enter chacha decryption password:mine key
password:の入力時にはエコーバックされませんが、解り易い様に例示しました。 また、-saltオプションを加えているのは、よりご安全にと祈りを込めてです。
eq$ hexdump -C myfile.txt.enc 00000000 53 61 6c 74 65 64 5f 5f 98 c2 f8 19 6c 95 5d d4 |Salted__....l.].| 00000010 2d 3b 9f 2a fb ed 65 f3 9a 94 bb 18 |-;.*..e.....| 0000001c eq$ hexdump -C myfile_dec.txt 00000000 68 65 6c 6c 6f 20 77 6f 72 6c 64 0a |hello world.| 0000000c eq$ cat myfile_dec.txt hello world
そして、検証。大丈夫ですね。
pushd/popd
河豚板の管理下にある$HOMEは、,emacs.d やらの環境設定の置き場兼tmp扱いになっている。 セカンド・ホームは、河豚板の管理外の、/mnt/myだ。この間を行ったり来たりする 事が煩雑にある。だから、alias h2='cd /mnt/my' なんてエイリアスを用意してたりする。 でも、もっと深い階層間を移動する場合、ちと対処が面倒だ。 そこで思い出したのは、bashに用意されてるpushd/popdだ。
しかし、残念な事にkshには、それが用意されていない。きっと好き者が用意してるはず。 こういうのを自分で捻り出すのは、時間の無駄だ。探してみたら、有った。例えば、これ。 pushd/popd on ksh?
まじめに実装されてて、使いこなせないな(何だそれ、実装された方に失礼だぞ)。 もっと機能を絞った物で十分。こんなのが有った。kshの人が、これぐらいでいい だろうと実装してくれてるデフォ機能だ。
cd [-LP] [dir] Set the working directory to dir. If the parameter CDPATH is set, it lists the search path for the directory containing dir. A NULL path or ‘.’ means the current directory. If dir is found in any component of the CDPATH search path other than the NULL path, the name of the new working directory will be written to standard output. If dir is missing, the home directory HOME is used. If dir is ‘-’, the previous working directory is used (se the OLDPWD parameter).
cd - で、元居た場所にcdするって言う単純な奴。そう幾つもディレクトリィーを 渡り歩きながら、何かするって余り無いと思うよ。bashと言うかGNUは機能を盛り 込みすぎている様に思うぞ。rsyncしかりであります。
cdio
歯医者へ行ったら、気の早い事に、クリスマスの飾りつけ&クリスマス・ソングが流れ ていた。お子様の年末はクリスマスだろうけど、大人の年末はベートーベンの交響曲 第9合唱付きってやつだろう。確かCDが有ったな。起動してみる。
eq$ cdio Compact Disc Control utility, version 2.1 Type `?' for command list cdio> ? Eject Info Next PAuse Play [track1[.index1] [track2[.index2]]] Play [[tr1] m1:s1[.f1] [tr2] [m2:s2[.f2]]] Play [#block [len]] PRevious Quit Status STOp The word "play" is not required for the play commands. The plain target address is taken as a synonym for play.
会話モードで起動。ヘルプしてみた(使いそうなのをセレクトしてます)。
cdio> info Starting track = 1, ending track = 4, TOC size = 42 bytes track start duration block length type ------------------------------------------------- 1 0:02.00 15:31.72 0 69897 audio 2 15:33.72 13:31.60 69897 60885 audio 3 29:05.57 14:56.05 130782 67205 audio 4 44:01.62 24:29.63 197987 110238 audio 170 68:31.50 - 308225 - - cdio> play 4 cdio> status Audio status = 17<playing>, current track = 4, current position = 0:14.64 Media catalog is inactive Left volume = 255, right volume = 255 cdio> stop cdio> eject cdio> quit
4楽章の最後が、合唱だったな。後は聞くだけ。途中で終了したい場合、stop。 CDトレーを排出したい場合、ejectだ。そう言えば、第9の演奏が1枚のCDに収まる 様に、サンプリング・レートを決定したそうな。だから、中途半端なレートが、 はこびっているんだな。
それってオイラーのハルシネーション(幻覚)だろうか? 心配なら、LPレコードの回転数が 33回/分なのは何故? チコちゃん風質問とか、CDのサンプリング周波数が中途半端な 44.1KHzなのは何故って質問してみるのが良かろう。
compile guile3
前回からのguile3コンパイルの続き。まずは、automakeを入れてやる。すると それに適したautoconfも自動導入される。先にautoconfを入れちゃうと、不適合を 起してしまうので、御法度だ。
それから、やおら下記の様にして、configureを実行する。味噌は、CPPFLAGSと LDFLAGSを設定して、パッケージで入れた物も利用する様に宣言する事。
CPPFLAGS=-I/usr/local/include LDFLAGS=-L/usr/local/lib ./configure \ --enable-jit=no \ --prefix=/mnt/opt \ --disable-silent-rules
実際のgmake時には、autoconfのバージョン変数を指定しておく事。これをしないと しょっぱなから文句を言われて、先に進まない。
eq$ AUTOCONF_VERSION=2.69 gmake
コンパイルにはguile3がコンパイラーの一種と言う事もあって、3回、モジュールの コンパイルが行なわれる為、長大な時間がかかる。勝手にgmake -j2相当で動いて いる為、CPU0,1共活用されてたぞ。
CPU0のジャンクション温度を、systatでモニター。
1 users Load 1.73 1.63 1.59 eq 08:12:03 SENSOR VALUE STATUS DESCRIPTION cpu0.temp0 42.00 degC
丁度いい温度だな。それから、src-treeはRAMエリアである、$HOMEに移して行な っている。そんな訳で、HDDのアクセスは全く無い。でも、徐々に自己発熱が蓄積 されてきて、ホンワカと温まってきた。
FreeBSDを入れて使っていた時は、1時間も運用すれば、結構チンチンになってた。 これだと、電気アンカならぬ電気HDDの変わりになりそうだった。今の状態では、 アンカの変わりには、なりそうも無いな。待て、HDDを暖気運転すれば、河豚板 でもアンカの代用にならないか?
どうやって暖気運転する? そうさな毎朝10分、カーネルのコンパイルでもすれば、 程良いディスアクセスで温まるのではなかろうか。そうしたらHDDの両側面に 手を添えればいいな。
eq$ /mnt/opt/bin/guile GNU Guile 3.0.9 Copyright (C) 1995-2023 Free Software Foundation, Inc. Guile comes with ABSOLUTELY NO WARRANTY; for details type `,show w'. This program is free software, and you are welcome to redistribute it under certain conditions; type `,show c' for details. Enter `,help' for help. scheme@(guile-user)>
2時間ぐらいかけて、やっと動いた。ちゃんとinfoもインストールされたんだけど、 emacsのinfo目録には掲示されなかったぞ。
(setq Info-directory-list (append '("/mnt/opt/share/info") Info-directory-list))
もっと違う場所も加えたいなら、リストの中に追加して行けば良い。
次はqemuかな。かなりの大物だ。本音では、やりたくない。こういう時は、 OpenBSDに河豚板を被せて使う。いいとこ取り作戦かなあ。それだと、Windowsを 潰してしまう必要があるな、ちょっと踏ん切りがつかない。
google-translate
もう一発、emacsネタ。ググルに翻訳お願いがemacsから出来る。これ河豚板の 作者様に教えて頂いた。
変換したい所をポイントしておいて、google-translate-at-pointすれば、単語帳 が出現する。変換したい所を なそっておいてから関数を呼び出すと、なぞった所が 立ち所に翻訳される。これ手放せないな。今迄みたいに、deepL.comに貼り付けが 必要無くなった。Windows時代に、英辞郎なんてのを使っていて、それは今回 の移植で諦めていたから、尚更嬉しい。
modify firefox
firefoxを快適に使う方法。
でも、firefoxだって、検索した時に翻訳を指定すればいい(あるいは、翻訳 > アプリにURLを貼り付けて翻訳させる)んで、何とかなるさーーと、しておこ > う。 Firefoxでも メニュー→アドオンとテーマ→拡張機能 アドオンを探す: Goole 翻訳 で翻訳機能入れれますよ。 私は Simple Translate というのを入れてます。
右クリックすると、何語に翻訳するか指定できる様になる。
もう一つ不便解消 for 年寄向け。メニューの文字が小さすぎて、眉間に皺がよる。 なんとか解消したいぞ。
メニュー文字フォントを大きくするファイルを作成。
on profile-dir: chrome/userChrome.css \\* { font-size: 14pt !important; /* フォントサイズを調整 */ }
(注: 冒頭の \\ を除去してから、ファイルに記述してください。too bad org-mode!!)
Firefoxの設定でユーザーCSSを有効化する。
on address-bar: about:config toolkit.legacyUserProfileCustomizations.stylesheets false -> true(ダブルクリックで反転する)
firefoxを再起動したら、大きく表示してくれた。
README
なんて本を読んだ。知ってる人はどれぐらい居るだろう? 今やChatGPT花盛り だから、結構な人が、知ってるかな。
この人、早寝早起きが好きで、夜9時には寝てしまうらしい。高校時代にゲイを カミングアウトしてから、舌がたつようになった、自信溢れるようになったと 告白してるそうだ。
この手の本って、往々にして翻訳物が多いんだけど、著者は、シリコンバレーを 中心に記者活動をされてた方。こういう本を書くにはうってつけな方とお見うけ した。
初期のAI界の話が面白かった。今年のノーベル賞を受賞した、AI界のゴッドファーザー、 ヒントン教授の教え子達が話に登場する。膨大な計算力が欲しい。そこで目を つけたのが、グラボ。製造メーカーのNVIDEAに寄付を願ったけど、無視され。そこで 学会発表で、計算はNVIDEAのグラボを使いましたって、さりげなく何度も宣伝 してあげたら、なびいてくれる様になったそうな。
サム・アルトマンはY-コンビネーターって投資会社の2代目社長だったのね。 もちろん初代社長は、ポール・グレアム。Lispで財を成した人だ。懐かしいねぇ。 この人のCommonLispなんて本、今でも所蔵してるぞ。
それから、この物語には、イーロン・マスクなんて御人も登場する。ググルの 金儲けの為のAIに危機感を抱いたマスク氏は、人類の発展に寄与するAIを望んで プロジェクトを開始する。そこにアルトマンが絡んでくる。現在進行形であり ます。
わーい、新機能が公開されたぞと喜ぶだけでは、本質を見失なっているように 思えてならない。
OpenAIの主任安全研究者を務めるリリアン・ウェン氏が退職、AIの安全性を守る責任者が相次いでOpenAIを離れる
そして、今ここに居る。サム・アルトマンは魂をマイクロソフトに売ってしまった のだろうか?